さくら地区会11月例会報告

事業計画を実現させていくために経営者は何をすべきか?
~経営革新承認企業の実践事例から学ぶ~

 

 報告者 中山晴喜氏(パルデザイン リ・ホーム/晴建築工房㈱ 代表取締役)
(中部地区会会員)

 

平成24年11月19日(月)行田市商工センターにおいて、さくら地区会11月例会が開催されました。
テーマは「事業計画を実現させていくために経営者は何をすべきか?」という内容で、中部地区会会員であり県の経営革新委員会に所属している、中山晴喜氏から講演をしていただきました。

 

中山氏の報告は、まず、起業にあたっての経緯から始まりました。父親が営んでいた材木店と建設業が、父親の他界により廃業。大学卒業後、中堅ハウスメーカーに就職したものの、住宅販売の仕方に疑問を持ち、お客様に満足してもらえる設計をした住宅を販売するために起業しました。
しかし、業務が忙しくなると、起業時に考えていたことが現実的に実行できなくなっていることに気づきました。そんなとき、経営革新計画というものを知って、自分が起業時にやってみたかったことを、経営革新計画として申請をしました。経営革新計画テーマは、「新商品『100坪3所帯住宅』の開発と販売」です。中山氏から、経営革新計画の概要が説明されました。
経営革新計画の作成を通して、起業時の夢、自社の経営理念の成文化ができたこと。夢の実現に必要なものの明確化ができたこと。夢が現実的なものに近づき、心の中のあせりが少なくなり、仕事にさらなる自信ができたこと。こういったことが、経営革新計画作成に取り組んで良かったことだそうです。

ただ、経営革新計画の承認を受けたものの、計画の実現の過程は、まだ1/3程度しか進んでいないとのことです。目の前の仕事で忙しく、業界全体の不況、経営理念の社員への浸透も完全ではなく、資金調達など課題はまだまだあります。
今後は、計画を推進していけるように新たな社員の採用を検討しているとのことです。そして、土地の取得に関しては不動産業者との連携、お客様向けのセミナー開催などを計画しているそうです。

最後に、中山氏は同じ業界で、同じく同友会の仲間に「どうやったら計画が実現するのか?」と質問したときに、言われたことを話してくれました。
「計画を実現できるか、できないかの違いは、計画や自分や会社や社員を信じて、本気で実行するか、しないかだけの違いだ。」この言葉に、全てが集約されているのだと思いました。

中山氏の報告の後は、グループで報告の感想や、どのようにしたら計画を実現していくことができるのか?というテーマでグループ討論が行われました。

グループ発表を聞くと、事業計画を綿密に作っている会社、作っていない会社、様々あるようです。さくら地区会の会員に対して、良い問題提起となった例会になったようです。

以上

2012年11月27日さくら地区会