2016年 さくら地区会 9月例会

平成28年9月20日(火)18時30分から、熊谷ティアラ21にて、さくら地区会9月例会を開催しました。『会社の使命感を社員が理解していますか?』というテーマで、埼玉同友会中部地区会の有限会社ベストプラン取締役山﨑一樹氏に報告していただきました。

 

有限会社ベストプラン 取締役 山﨑一樹氏

 

まず、なぜ同友会の経営指針セミナーに参加したのかという話から始まりました。保険の営業というのは、個人のつながりによる顧客獲得やサービスの提供という側面が強いですが、山﨑氏は、「ベストプラン」という組織でサービスを提供することが、お客様へのサービス向上につながると考え、組織の強化を図るために経営指針セミナーに参加したとのことでした。

しかし、山﨑氏が会社のために良かれと思って、経営指針セミナーに参加し、経営理念を作り、苦労して事業計画を練り上げて、社内で発表したところ、社員たちはしらけムードになったそうです。なぜ、しらけムードになったのか?それは、会社の問題や課題を自分一人で解決しようとして、事業計画を社員たちに押しつけていたことに気付いたそうです。会社の問題点を経営者と社員が「共有」することで、一緒に解決策を考えていくことが重要だと気付いたそうです。

また、以前は朝礼などで経営理念の唱和をしていましたが、経営理念を覚えることや仕事自体が義務になってしまうことは苦しいと感じて、最近は、経営理念の言葉の意味や意図を解説するように心がけているそうです。この会社は、何のために、誰のために存在しているのか、社員に問いかけているそうです。社内の変化は少しずつ表れているそうです。なぜ、この仕事をしているのか?という問いかけに、初めは、生活のため、自分や家族のためという発想から、人のためへという気持ちの変化になり、自主性が少しずつ表れてきたそうです。山﨑氏は最後に、「理念でメシは食えないが、理念がなければ企業は存続しない」と報告を締めくくってくれました。

 

その後のグループ討論では、会社の理念を社員は理解しているだろうか?ということを、振り返り、経営者としてはどのように社員に経営理念を浸透させていったらいいのか、参加者同士でお互いの考えを話し合いました。

 
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どの会社も経営理念を持っていると思います。しかし、どんなに良い言葉が書かれていても、社員に浸透していなければ、絵に描いた餅になってしまいます。経営理念が浸透した組織は、「理念」という判断基準を持っているので、自主的に社員が動き出すようになり、まとまりのある組織になっていくと感じた例会でした。

2016年9月26日さくら地区会事務局