2016年 さくら地区会 6月例会

平成28年6月20日(月)18時30分から、熊谷商工会館にて、さくら地区会6月例会を開催しました。

『本気でやる気はあるのか!甘くはないぞ事業承継』というテーマで、川越地区会の倉沢建設株式会社 代表取締役 倉沢延寿氏に経営体験報告をしていただきました。

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倉沢建設株式会社 代表取締役 倉沢延寿氏

報告者の倉沢氏は、創業者である父親から会社を承継した2代目社長だそうです。会社

の創業期~成長期~衰退期まで、顧客層や父親の経営方針などを冷静に振り返り、さらに

は、経営者としての父親と自分の比較など客観的な視点で分析されていたことに感心しま

した。

倉沢氏自身から、事業承継が上手くいった理由をいくつか挙げていただきました。

父親側が行ったことの一つには、息子に社長を譲った後は身を引き、全てを任せてくれ

たという部分があり、なかなかできることではなく素晴らしいなと感じました。

息子側が行ったことの一つには、創業者である父親を尊重し、創業以来の会社の価値観

を守るために、創業者である父親と父親の片腕である専務から話を聴き、大切な言葉を集

めたうえで、同友会の経営指針セミナーに参加し、経営理念を成文化したそうです。

会社の大事な価値観は守りつつ、倉沢氏自身が一級建築士としての技術があるので、自分の強みを発揮し、顧客層を次第に変えて、建築の仕事の質を徐々に変えていき、一度落ちた売上も次第に回復したそうです。

その他にも、事業承継する前にどのような準備をしたか、事業承継するうえで大変だった専務との人間関係など詳しく報告をしていただきました。

 

報告の後は、「事業を継続するために、どんな準備をしたらいいですか?」というテーマでグループ討論を行いました。すでに事業承継を経験した会員、これから検討しなくてはいけない会員もいらっしゃいました。息子に事業承継するうえで上手くコミュニケーションがとれないという話や、親族ではなく幹部に事業を任せるために育てているという話も聞くことができました。コミュニケーションや後継者の教育というものが重要なのではということがグループ討論のまとめとして発表がありました。

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どの会社も避けては通れない事業承継の問題。この例会の報告を聞き、社内で事業承継について話し合うきっかけができれば良いと思います。

 

以上

 

2016年6月28日さくら地区会